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Action グループ各位の取り組み

エネックス株式会社

CN-LPGをより多く広めるとともに
地域社会との協力も深めながら
持続可能な事業運営を目指す

Target 2030

  • 環境課題への対応
  • 事業活動を通した彩りある暮らしの提供
  • 社員満足度の高い職場づくり
  • 地域社会との調和

エネックスでの、カーボンニュートラルや
CO2削減に関連した具体的な取り組みを教えてください。

現在、LPガスとガソリンの両方を使用できるバイオフューエル車を導入しています。これによりCO2排出量が前年より20%削減できました。また、営業車両の効率的な運用も心がけています。
しかし、管理や費用面でまだまだ課題があり、すべての車両での利用には至っていません。
その他、配送業務の効率化に関してはガスメーターに通信機器を取り付け、検針や配送の効率化を図っています。
これにより、CO2排出量削減と人件費の削減につながっています。
また、リアルタイムでガス残量を把握できるようになり、配送回数を減らすことが可能になりました。

エコジョーズやハイブリッド給湯器の導入、
その他の新しい取り組みについては
どのような事がありますか?

エコジョーズは従来型の給湯器と比べ、熱効率が80%から95%に向上し、ガス使用量とCO2排出を削減します。
また、ハイブリッド給湯器は電気とガスの併用で最大56%のCO2削減が可能です。
その他には、太陽光発電や蓄電池の導入も進めており、LNGやアンモニア燃料の事業拡大を目指しています。
CN-LPGは、現在利用しているLPG設備を変更することなく、LPGの利用に伴い発生するCO2排出量削減が実現できる事が最大の魅力であり、例えば他燃料をお使いの場合であればLPG化にすることで省エネ・省コスト+CN-LPGによる温室効果ガス排出削減を通じた「持続可能な社会」実現への貢献にも繋がります。


LPGの充填スタンドや災害対応設備について、
どのような課題がありますか?

LPGの充填スタンドは限られた場所にしか設置されておらず、利便性の向上が課題ではありますが、ガソリン価格と比べてLPガスの価格は約70%程度なのはとても魅力的です。
LPガス単位あたりの走行距離は、ガソリンの場合とほぼ同じなのでLPガスを利用する事で大きな燃料費削減にもなります。
LPガスは法律によって備蓄が義務づけられているエネルギーでもあります。
万が一、震災時などのガソリンと軽油の供給が不能になった際にもLPガス供給制限への影響は受けにくいといえます。
エネックスでも、災害時の対応として充填設備を整えていますが、老朽化した設備の更新が必要なケースもあり、地域ごとの対応が求められています。

エネックスが目指す今後の方向性を教えてください。

再生可能エネルギーの活用や新しい燃料の導入など、環境に配慮した事業を継続しながら、福祉用品レンタルやご自宅のリフォーム提案、便利家電の販売など1軒1軒のお客様のニーズと真摯に向き合い、彩りのある暮らしのご提案を行っています。
また、ららライフの発行などを通じて、お客様とのコミュニケーションを大事にしています。
今後とも、社員満足度の高い職場環境を整えると共に、地域社会との協力も深めながら持続可能な事業運営を目指します。