Action グループ各位の取り組み
都市産業株式会社

積極的なSDGsへの取り組みを行い
「地球環境との共生」をテーマに
持続可能な事業運営を目指す
Target 2030
- 環境・資源・創造の確立
- 環境負荷の低減
- 地域社会への貢献
- ワークライフバランスの実現
都市産業では、廃棄物処理事業における
カーボンニュートラルやSDGsについて、
どのような取り組みを行っていますか?
私たちの掲げているキーワード「環境・資源・創造」の中で、カーボンニュートラルに関しては設備の効率化やエネルギー消費の削減に注力し、 環境省が策定した「エコアクション21」も取得いたしました。
例えば、設備の高効率化では不要な電力の見直しを行い、エネルギー消費では省電力送風機への更新やLEDの導入などにより、電力使用量を 15年前の4000MWhから3400MWhまで削減しました。
現在、売電用として合計約360kW、自家消費用として約10kWの太陽光発電を導入しています。また、今夏に更新する焼却炉にはバイナリー 発電を設けており、自家消費用に使用する予定となっています。
また、新たに太陽光発電の導入を検討しておりますが、初期投資や回収期間の長さが課題となっています。

廃プラスチックのリサイクル事業について、
進捗や目指している方向性を教えてください。
新しいリサイクル事業として廃プラスチック類を原料とした「製鋼副資材製造」の施設を設置しました。
この事業では、埋め立て処分を減らし、廃棄物のリサイクル率を高めることを目指していますが、廃棄物から製品を製造するため、品質を安定させることが課題となっています。
新しいリサイクル事業は産業廃棄物処理の課題解決とGHG削減により、地球環境の保全を実現します。

その他、カーボンニュートラルや
持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向け、
どのように取り組まれておられますか?
新しいリサイクル事業を始めたことにより、さらに「地球環境との共生」という自社テーマへの 取り組みを強化することにも繋がっています。
現在、自社では太陽光発電による電気の売電や自家使用、CNLPGの使用、バッテリーフォークの導入などで積極的にカーボンニュートラル対策を行っております。

人材育成や雇用制度など職場環境に関して、
取り組んでいることを教えてください。
人材採用では、ここ数年10代~20代の若年層も入社してくれたため、15年前と比べて平均年齢が4歳若返りました。
人材育成では、資格取得支援や全従業員を対象とした研究などを行っています。
また、育児介護休業支援などの制度も充実させており、制度開始から男性従業員100%育児休業を取得しています。
介護休業も1名実績があり、従業員が働きやすい職場環境を整え、持続可能な事業運営を目指しております。
